最近変なダンスがお気に入りのコミドリコンゴウインコの「こち」です。
変な踊りをするので写真がブレます・・
動画
https://www.instagram.com/p/CBaqxTKlIqt/
多分育成場にいた時に隣にいたモモイロインコの「もこ」の踊りとリズムを覚えたのだと思います。
未だの2羽でリズミカルに踊ってます。
とても仲が良いのかと思えば、出すして側に置くと喧嘩します・・・
ちなみに動画の中でラッパみたいに鳴いているのはダルマインコです。
成長したダルマインコはまた後程・・
残りの小屋作りを片付けようと作業を進めていますが、この雨で作業が思うように進みません。
とりあえず1つの小屋が後1時間ほどで完成します。
この天気で塗料が乾かなくて・・・今日の完成が無理でした。
最近は土日のお客様のご来店も増え、ますます休みがというか休憩が無くなりました。
何気にあのホワイトのチンチラが大人気でして、まだベビーフェイスのチンチラは確かに可愛いですが、とても販売できるような大きさではありません。
しかしあの大きさのチンチラが普通にペットショップで販売されている現状には驚きです。
チンチラの離乳は早くても3カ月です。
生後2カ月未満のチンチラでは餌もちゃんと食べられない子も多いですし、ましてやベビーフェイスの大きさで売り場に普通に出すとかありえません。
家のホワイトは生後2カ月程度ですが、それより月齢の若いチンチラなども普通に店頭に並んだりしているそうです。
そんなチンチラを卸す業者も業者ですが、それを販売するショップもショップです。
私が聞いたところでは、海外の業者曰く、「日本はスモールサイズを好むから」だそうです。
専門的な知識をもった輸入業者であればスモールサイズは拒否します。
つまり専門的な知識を持たない輸入業者が輸入した結果、海外の業者に「日本はスモールサイズを好む」といった認識を与えてしまったのです。
更にそんな問屋から買うショップも「小さい＝馴れる」という、全くもって意味不明な理論で仕入れるとの事です。
家のホワイトは小さいですがしっかり面倒をみているので元気です。
しかし今の状態で販売してしまいえば、9割程度の確率で死ぬでしょうね。
それだけチンチラに対して知識も経験も持たないショップが多いのです。
私も小動物は専門ではありません。
しかし扱う以上ちゃんとプロに指導を受け、下手ですが1人でメンテナンスできるくらいまでは触れます。
チンチラは環境を合わせるのにどれだけ時間が掛かるか。
小さければ小さいほど環境を合わせるのに時間が掛かります。
そんな小さいチンチラを海外から輸入して直ぐに卸し、そしてショップ側も直ぐに店頭に出してしまう・・・こんな事をすればもう虐待レベルの話です。
ここ数年の話ですが、全くの畑違いの業者が鳥・小動物に手を出し始めました。
関西圏の魚屋が何の知識や経験を持たずに手を出したものだから、たった数年で鳥・小動物の業界が滅茶苦茶になりました。
参入した理由も魚が売れなくなったから程度の話です。
そんな業者から仕入れたショップも散々な有様です。
しかもビックリしたのはそんな素人業者がペットショップ側に対して勉強会を開いているそうです・・・
おやおや・・いったい何の勉強をしているのでしょうね・・・
書いたら切りが無いので止めますが、それが今の鳥・小動物業界の現状です。
私1人が、いや仲間も含めて数人が足掻いた所で今の現状は変わらないと思います。
それでも私が自信をもてる動物を販売し、買われた方々が喜んでくれて、そしてその動物達がそこで幸せな余生を過ごせる事を願い、自分の時間を削ってでも毎日動物達と接しております。
結果が年間の休みが2日となってしまいましたが・・・
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