このパイドの小桜インコは、「あお」と「めろん」が馴らしてくれました。
小桜インコを馴らす時には1羽を集中しなければなりません。
鳥の数が少ない時にはそれも容易にできるのですが、現在の状況ですと1羽の小桜インコに集中している時間もありません。
昨年からオカメインコのように効率良く数を馴らせないかの試験を続けてきました。
今まで小桜インコは1羽を馴らした次の1羽を馴らすといった感じで、仕上がる時には1羽しかいません。
オカメインコのように10羽育てれば10羽馴らせるような育て方ができません。
精々羽を切って簡単な手乗り訓練をした、私から言わせれば馴れていない手に乗る程度の小桜インコ・・・になってしまいました。
この事にずっと頭を悩ませてまいりました。
昨年「あお」を育てて、その「あお」が何時も側にいて小桜インコの雛達の面倒をみてくれていました。
「あお」からしてみたら同族の小桜インコの雛が気になって遊び相手にしていたのかもしれません。
その後にズースクエア高蔵寺店様用ともう1店舗の新店様の小桜を育てていて思いました。
若い小桜達は「あお」の真似を良くしていた事に。
試しに「あお」に若い小桜達の面倒を見させる事にしました。
集中して馴らさなくても若い小桜インコ達は「あお」にくっついて真似をして、次第に自分達から私の所に来るようになりました。
ただ時間的に間に合わなかったので、最後は1羽ずつ集中して馴らして仕上げました。
その後に育てたのが「めろん」ともう1羽いた小桜インコです。
「めろん」は残す予定の子だったので、もう1羽の小桜インコはまた新店舗様向けに育て、最後に集中的に馴らしてから出しました。
「めろん」はこのまま「あお」に馴らしてもらおうと、常に「あお」の側にいさせました。
そして「あお」と同じように良く馴れた「めろん」が育ちました。
それから2羽で数羽の小桜インコの面倒をみてもらう事になりました。
ほとんど小桜インコに面倒を見させて馴らしたのは「めろん」のみです。
小桜インコは馴らしたとしても1羽でいる時以外は案外自由です。
特に小桜同士で遊ぶ時にはリーダー各に着いて飛んで回ってます。
確かに集中して馴らすよりは時間が掛かります。
どの道最後は1羽集中をしなければなりませんが、以前よりは格段に楽になりました。
「あお」には特にしばらく頑張ってもらって、「めろん」は途中で繁殖の親鳥として頑張ってもらいます。
「あお」はオスで「めろん」まだ確定はしておりませんが、あの性格はメスだと思います。
「めろん」は面倒見が良いので余計にメスっぽい感じです。
体格が大変良いので、更なる大きい小桜インコを育てる為に活躍してもらいます。
さて写真のパイドの小桜インコですが、この子も店舗様からの依頼で仕上げに入りました。
動画
https://www.instagram.com/p/CDY0eiiFcFs/
どんどん色々な事ができるようになってきますが、嬉しい半分、どんどんお別れの日が近づいてくる寂しさもあります。
もう少し小桜の育成の試験をし、もっと馴れた小桜インコが育てていけるように、あわよくばオカメインコの手乗りと同じくらい出していけるように精進してまいります。
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