コリンウズラとイワシャコが孵化しました。
コリンウズラはレッド(ホワイトsp)・ホワイト・メキシコ・スノーフレーク、イワシャコはノーマル(原種)とホワイト(アルビノ)です。
動画
https://www.instagram.com/p/CCIq9xJlZzw/
今回ノーマルが産まれませんでした。
ホワイトspになっているのですが、全部レッドになりました。
ホワイトとメキシコはそこそこ産れました。
良く見たらスノーフレークも1羽おりました。
メキシコにスノーフレークをスプリットさせているので単純計算で1/4は出てきますが、卵の保管状態が良く無いので孵化は発生が今一です。
その辺に置きっぱなしなので・・
何羽かいれば構いません。
白いイワシャコもノーマルにスプリットさせたので、単純計算で1/4は産れるようにはしてあります。
数年は産れてくるでしょうから今年はほどほど残せれば構いません。
少し白いイワシャコについて説明をさせて頂きます。
私が白いイワシャコを入れたのは初期の頃です。
その頃は知り合いにアメリカから卵の輸入を頼んでおりました。
その時の白いイワシャコはその輸入元さんが面白半分に入れて、自分で孵化して飼っていたのを分けてもらったのが始まります。
インボイス上はアルビノイワシャコと記載されていますが、現物はどうみてもアルビノとは思えず、自分であれこれ掛けて試験をしておりました。
アルビノであれば赤目の純白が基本ですが、この白いイワシャコは薄っすら模様が残ってます。
推測でしたがファローかイノに近いものかと思い、そんな感じの掛け合わせ方法で孵化試験をしてました。
その時の結論です。
まず白いイワシャコのオスにノーマルのメスを掛けます。
すると白いイワシャコの雛が孵化します。
その事から白いイワシャコはファローやイノの原理通りオスに現物を使用した時に、産れてくるオスは原種、メスは白になります。
これは育てた白いイワシャコが全てメスになり、原種は全てオスになったで結論がでました。
雛の性別判定までですから放置状態で1年ほど結論がでるのに掛かりました・・
次は逆パターンです。
原種のオスに白のメスを掛けます。
産れてくる雛は全て原種になります。
次の年に白をスプリットしているであろうと予測されている原種のオスとメスを掛けます。
すると数個の卵から白い雛が産れてきます。
育った雛がオスになるかメスになるかはまだ確認できません。
(数年放置してしまったので・・・)
今回白いイワシャコの雛が無事に育てば結論がでます。
予想では白いイワシャコはメスになるのではと思ってます。
低確率でオスがでる事もあるとは思います。
突然変異では無く劣性×劣性なのでオスメス両方になるのか・・・産れた白いイワシャコが無事に残ったら・・と言った感じです。
一般的に考えればメスになるとは思います。
その後、原種のオス(スプリット)に対して現物の白いメスを掛ければ、現物のオスが産まれるはずです。
これが突然変異個体からどうその種を殖やすかの一般的な原理です。
突然変異種は基本メスになりますから、品種固定させるまでにこういった過程を踏んでいきます。
大方の予想ですが、オスに白いイワシャコを掛けた場合は伴性遺伝し、メスに白いイワシャコを掛けた時には劣性遺伝します。
これを考えただけでこの種がアルビノでは無い事は明確です。
そもそも見た目からアルビノの定義とは言えませんからね。
基本はファローやイノと同じ原理ですね。
キンカチョウで言えばチェストナットフランクホワイト、十姉妹で言えばイノと同じやり方です。
その為この白いイワシャコをアルビノイワシャコと言い続ける事が、鳥屋である私には恥ずかしい事で白いイワシャコと言う言い方に変更しました。
記憶が定かではありませんが、高麗雉の白も同じやり方でできたと思います。(ちゃんと最後まで確認してなかったので間違っていたらごめんなさい・・)
もしこの白いイワシャコを数残したい場合は、白×白より白♂×原種♀の方が良く残せます。
白×白の雛はかなり弱く育てるが難しいです
しかし白♂×原種♀で産れる白いイワシャコは結構良く育ちます。
ただし、原種のイワシャコと白いイワシャコは元々の成長スピードが倍くらい違います。
一緒に育てようとすると原種にやられてしまうので、白いイワシャコは白い同士で育成する事をお勧め致します。
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