アグーチのペアから5品種が産まれました。
動画
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アフリカヤマネのベビーも巣から出てきました。
今回は4匹です。
さてデグーの説明です。
親はアグーチのペアです。
ペアと言ってもこれだけ品種が産まれるのでヘテロになります。
何のヘテロ同士を掛けているかは今は説明しません。
今から書く説明から想像してみて下さい。
まず単純にアグーチ、ブルー、サンド、クリームがいると思います。
サンドはアグーチ系の突然変異種で黒色色素の抜けた品種になります。
クリームはサンドにブルーを交配させてブルーの劣性遺伝子を表現させた品種です。
つまりクリームにはブルーの因子が入っております。
その為ブルーが産れてくるのはそういう事になります。
今世の中のデグーブルーはノーマル?ブルー?というような汚いブルーが多くなってますが、クリームにブルーを掛けると綺麗なブルーが産れてきます。
そして1匹ブラックが産れてますね。
本当はもう1品種産れるようにヘテロにしてあるのですが、元々低確率になるので今回は産まれませんでした。
それがチョコレートになります。
チョコレートはブラックにサンドを交配させてサンドの劣性遺伝子を表現させた品種になります。
新しく出た品種はその後の交配過程で固定化させた後に品種として確定されると思います。
クリームもチョコレートも遺伝的には劣性として区分されるはずです。
ただ分からないのがクリーム×クリームを掛けてたまに1匹だけサンドが産まれる場合があります。
普通に考えるとサンドは出ないはずですが、クリーム/サンドヘテロと考えるべきなのか・・・
しかしどう考えてもサンドとクリームならクリームの因子の方が強いはずで、両方表現されたとしても見た目はクリームになるはずです。
見た目はクリームでもサンドのヘテロです・・・と考えるのが妥当なのでしょうかね。
チョコレート×チョコレートを掛けてもブラックが産まれる事自体が変です。
チョコレートも劣性として分類されています。
クリームとブルーを掛けるとブルーが産まれます。
クリームを(サンド×ブルー)と考えるのか、クリームとして考えるのか・・・(サンド×ブルー)の方が原理上ブルーを交配させた時にブルーが産れてくる事になります。
クリームを単体で考えるとブルーを交配させた時に産れてくる品種はアグーチになります。
しかし現実は1度の交配では劣性遺伝子を1個保有しているヘテロと考える事もできますので、数度交配させて色々調べております。
専門家では無いので机上の理論ははっきり言って覚えられません。
だから自分の目で見て体験して学んでおります。
理論上では次の交配でブルーになるはずがアグーチが産まれたので、単純に劣性遺伝子を1個保有していたと考えるのが妥当だとは思いますが、試験で交配させた品種がことごとくありえない品種になるのが腑に落ちません。
今回の5品種産れたのもそうです。
普通はありえないので・・・
産れてくるのはアグーチとクリームとチョコレートのはずですからね。
と言う訳でこの親はチョコレートとクリームが第一世代になります。
普通に考えればブルーとブラックは産れてこないはずなんですよね・・・
何なんだかよく分かりません・・・・
そんな事でこれからも試験交配をしていき遺伝子を調べていきます。
フクロモモンガのように単純だったら楽なんですがね・・・一度疑問に思うと徹底的に調べたくなってしまうのが悪い癖です。
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