本日雛さらいを致しました。
コガネメキシコインコの雛。
ホオミドリアカオウロコインコの雛。
鳥の繁殖はなかなか順調でございます。
現在育成・訓練している鳥達は御取引先様の新店舗向けの生体になります。
昨年の10月にお話を頂いてから仕込みに入った鳥もおりますので、長いと半年以上育てている事になります。
そのくらい育てると中々の良い感じで仕上がります。
しかし問題もあります。
仕上がり過ぎてしまって販売できなくなる事件が発生するのです。
鳥にも個体差があって、同じ種類の鳥を同じように仕込んでも同じようには仕上がりません。
稀に私達の育て方に超絶適合してしまう子がいます。
そうなると大変です。
販売する予定で仕上げていたのに販売できなくなってしまう・・・
現在そのポジションにいるのがコミドリコンゴウインコになります。
コミドリは昨年の12月から育てています。
時期的に次の輸入が春ごろと思っていたので、販売はせずに新店舗様向けに育てようと思い残しておきました。
しかしこれが失敗でした。
コミドリコンゴウの育成期間が超過してしまい、思いのほか馴れ過ぎてしまったのです。
コミドリは育成期間3カ月程度が最大でいなくなってしまっておりましたので、それ以上育てた事がありませんでした。
3カ月過ぎたあたりのコミドリの言葉を覚えるスピードと理解度が、思っていた以上のハイスピードで驚いております。
我々でも何故？と思うくらい言葉の意味を理解しているのか、簡単な会話が成立してしまうまでに育ってます。
例えば、
「この子と遊べる？」
コミドリ「できない」（力強く）
「何で？できないの？」
コミドリ「できる」（小声・・）
「今日はここまでね。」（育成箱に入れる）
コミドリ「大丈夫！」
ちなみに嫌な時は「いやぁー」と言います。
「またねぇ」（部屋から出る）
コミドリ「待ってるね」
その他にも「じゃぁねぇ～」や「またねぇ～」や「バイバ～イ」とか、言葉を繋げて言う事もできます。
ちょっと噛んだ時などは、
「どうしてこういう事をするの？」と聞くと「ごめんね」と言ったり、オウム返しでは無くちゃんとした返答をしてくれます。
他にも色々喋っているようですが、私の前だとあまりしゃべらないので遠くから聞いている感じです。
まぁあれですね・・・少し離れた所から聞いていて、嫁さんは誰と話をしているのだろう？と思って聞いています。
そして何故会話が成立しているのか？？？と・・・
嫁さん曰く、小さい子供をあやしたり、喋り掛けたりする事と同じだそうです。
鳥は小さい子供を育てるのと同じだそうです。
ちなみに私の育て方はお友達だそうです。
フライトをさせる面では良いそうです。
確かに馴れる面でみれば、嫁さんが馴らした鳥は常に片時も側から離れないですからね。
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